クラウド -仮想基盤-
アドバンストサービス部の小林です。
今回、私がリーダーを努めさせていただいた【クラウド -仮想基板-】分科会についてご紹介と、活動の結果報告を兼ねてちょっと書かせていただきます。
★テーマ
「クラウド、仮想基板技術を使って自分たちの課題を解決しよう」がテーマです。
IT企業を名乗っているのにクラウドの一つも扱えないのか。そう言われない為にも、何かしらでクラウド、仮想基板を使ってみよう。
何か具体的な目標が無いか探したところ、灯台下暗し。自分の手元にありました。その自分たちの課題のクリアに貢献できればと思いテーマ設定しました。
★スタート
大事な大事な最初の動き。
まずはみんなに初心演説をやってもらったわけでは無いのですが、最初にどんな事やろうって言っていた時の物を持ってきました。
まさかここで世間様の目に触れるとは思いもよらなかったでしょうが、、、
当面は開発/試験用環境としての利用をターゲットとして、必要なノウハウの蓄積をやっていきたい。
- とりあえず、ベーシックな構成のWebアプリを載せられるサーバ環境作成
- データのバックアップ関連
- 試験環境がもう一面必要だ!対策
- ディスク容量がもうパンパンだよ!対策
単語レベルですが気になるものを挙げておきます。
docker
Linux上で独立した別のLinuxシステムを起動することができる、コンテナ型の仮想化ソフトウェアの一つ。
だそうです。ライトな仮想化環境の作成ができそう?
やってみたいことと言っても、そこまで知識があるわけではないので、
帰社の説明でもあったAWSで、実際に仮想環境を作ってどう活用できるのかを見てみたいです。まずは前提知識が足らないので、AWS入門を見てみます。
クラウドってよく聞くけど、中身はふわっとしか分からないのでこの分科会にしました。
知らないことを学びたいなと言う事で、希望出しました。
基礎からやってみたいかな
今年度やりたいこと
- クラウドの事例を調査
クラウド分野(特にAWSを利用したもの)でネクサートが取り組めそうな事例の収集します。
リサーチ範囲は皆さんと相談して行きます。- 提案資料を作成する
昨年から「スマートデバイス」、「BI」等のテーマで提案資料を作成していました。
その延長で「クラウド」分野のサービス内容紹介資料を作りたいと思います。
年度末までの作成を目標にします。- 提案資料作成のための項目を洗い出す
上記資料を作成するための、項目を洗い出します。
とりあえず、現時点で会社のリソースとして出来ること、出来ない事を分析することから始めます。
「クラウド」って名前は、よく聞きますけど。じゃあ、何って言われると・・・
基礎から学びたいと思います。よろしくお願いします。
「クラウド」と言えば iCloud や Dropbox など、一般消費者向けのサービスを創造していました。しかし、前回のミーティングで “BtoB” のクラウドもあることを知って、見識が広がりました。
まずは仮想基盤の基礎を学び、自力で自宅のPCで簡単な環境構築ができるようになりたいと考えています。
よくわからない人たちとなんとなく具体性が有る人たちに分かれていました。ちなみに私は知ったかしてました。
そんなこんなで社内全体のキックオフも終わり、大枠ではこんなかんじで進めていこうとなりました。
- 大体月1回月末頃に集まって定例でミーティングしよう
定期的に顔合わせないと集まってなにかやってる雰囲気にならないでしょう!と。 - メンバー間の連絡手段の決定
具体的には下記のように決まっていきました。- Redmine
言わずもがな、有名なチケットによる管理ツールですね。これを使ってタスク、状況の管理をしました。 - Googleハングアウト
LINEではありません。でもGoogle製LINEっていう表現がぴったり。GoogleChromeの拡張機能として使えるのが使いやすいので採用。スケジュール確定や意思確認に使いました。 - Googleドライブ
Googleサービスを使っている方、Googleアカウントを持っている方からしたら普通に使っているかと思いますが、ここで初めて共有機能の便利さに気づきました。ファイルやりとり、共有が楽でした。
- Redmine
★活動内容
ここから活動内容に入っていきます。
と言っても前半戦、結局8月くらいまでは基本お勉強と調査でした。
調査を進めていく中で、ネクサートとしての課題、つまり解決対象課題としてはこんなんがいいんじゃないか案としてでました。
- ネクサート本社環境バックアップ
ネクサート社内のお仕事環境についてはしっかり管理されていますが、業務続行不可能なレベルの大規模災害発生に備えて更なる強化を!という話は前々から出ていました。それ、クラウドでやりましょう。(ドヤッ)
- ネクサート開発環境仮想化
ネクサート開発環境、割と性能は悪くないのですがプロジェクトを行き来したり、渡り歩いたりする関係で環境の作り直しがかなり発生していました。
私も個人的なこだわりをかなり出す方だったので定期的にお仕事手に付かない、までは行かないのですが作り直し、設定しなおし、新しい人への教育が面倒大変だったので仮想化することによりそこの手間をなくしましょう。と言う事です。
それもクラウドでやりましょう。(ドヤァ…)
■ネクサート本社環境バックアップ
クラウドサービス選定
クラウドは使うと言ってすぐ使えるものではなく、もちろん提供して頂いている会社さんのサービスを利用する形でのクラウド利用、となるわけなので、一体まずどのようなクラウドサービスが世間には存在して、どのような特徴があるのか。自分達が望んでいる使い方、予算に合うのはどのクラウドサービスか。
正直ここが一番大変でした。
まず候補に上がったのがAWS。正式名称Amazon Web Servicesです。
値段が別サービスと比べかなり安価であること、支払い方法がクレジットカードしか無いこと(調査時点)や基本英語のインタフェースのみを持っていること等が特徴でしょうか。
この「支払い方法がクレジットカードしか存在しない」事が厄介でした。そもそもの社内向けクラウドサービス選定における条件として支払い方法が存在していたため、クレジットカードしか支払い方法の存在しないAWSを使うわけには、という事に。
じゃあどうしましょうか、といったところで侃々諤々、結果的に一つのクラウドサービスに白羽の矢を立てることができています。
クラウドサービスを選んでもちろん終わりではありません。実際にバックアップを行っていく時に発生しうる作業内容の洗い出し、今のバックアップ対象からの継続的にかかる費用の算出、実際の災害を想定して(例えば急に開発用PCが雷で吹っ飛んだ!等)の復旧ストーリーの作成などなど。
と、いうことをやっていたら最終発表に。結局のところ作業規模の見積を出すに至らず終わってしまいました。残念。
■ネクサート開発環境仮想化
さて、これで結局バックアップされた開発環境によりいつ災害が起きても大丈夫、という状況に(結局そこまで行けていませんが)なりますが、新しい人がプロジェクトに参画された時の開発環境整備部分についてはやはり環境整備が手間になります。
そこでデスクトップ仮想化という技術に注目し、ネットワーク内部であればどこからでも同じ開発環境を使うことができるように、新しい人はネットワーク内部のベース環境を自分用に使用するイメージで既に整備済みの開発環境が各人に支給される様に、というのをターゲットとして活動してきました。
ひとまず、仮想化した開発環境で開発ってできるの?という疑問が。仮想化とはわかりやすく「PCの中にPC」を実現したものであり、実際にPCの箱がなくてもPCをガンガン作って動かすことができる素晴らしい技術なのですが、PCの中にPCとか正直まともに動くの。。。?
確認しましょう。ということで実際に何人かの開発環境をLinux物理PC上にWindows仮想という環境を作成し、実際に開発のお仕事に使って貰いました。
そこで意見を効いて見る限り、別に遜色なく開発できているということ。
素晴らしい!!
ただこのままでは仮想Windowsを動かしているだけになってしまいます。
整備済みの開発環境の支給やら環境構築をしないでもOKになることが目的なので次の一歩が必要となります。
その次の一歩が「仮想環境の一元管理」です。ネットワーク上のどこかサーバにみんなの仮想開発環境を配置し、そこから自分の開発環境を呼び出して開発する、という事ですね。夢が広がります。実はこの一元管理、もちろん一元管理できるために大容量高スペックなサーバ機が必要となってしまい、今年度はこれが実施出来きませんでした。
夢はこの一元管理開発環境にどこからでもアクセスでき、社員総ノマド化も夢ではない感じに。。。!!
わかりやすく言うとこれなんですけどね。
★これからとその他
ずいぶん長くなってしまいました。大きく2つ紹介させていただきましたが、大きな2つともまだまだ完成ではありません。
- ネクサート本社環境バックアップ
作業規模の見積から実バックアップ作業、防災訓練までやって完璧なバックアップの確認! - ネクサート開発環境仮想化
開発環境を一元管理できる物の確保、管理方式の検討、実行
これで間違いなくネクサートは良くなる!そう信じてこれからも登っていきます。この果てしないクラウド坂を。。。
おまけですがつい先日にAWS Summit Tokyo 2015の参加申込が開始されました。
AWS Summit Tokyo 2014は私も参加してとてもいい使い方例等を勉強できましたので、皆様是非!