第3回アプリケーションコンテスト 優秀作品「NG RSS Reader」
第3回アプリケーションコンテストで優秀賞を頂きました木村です。
アプリケーションコンテストにエントリーした私の作品について紹介させていただきます。
■RSSと開発背景
みなさんは「RSSリーダー」をご存じでしょうか?
「RSSリーダー」とは、Webサイトが更新されたときに、更新概要を通知してくれるツールです。
普段良く見るサイトが更新された事が分かったり、更新概要を見てWebサイトに行くか行かないか決める事が出来たり、とっても便利な仕組みです。
ただ、そんな「RSSリーダー」にも少し不便な点があります。それは広告等などの情報も通知されてしまうことです。
私は「RSSリーダー」を見ていて、お気に入りのサイトが更新されたのかと喜んで見に行くと、広告の更新ばかりでがっかり……といった経験が何度もありました。
メールに迷惑メールフィルタがあるんだから、「RSSリーダー」にだって同じような事が出来るんじゃないか。そんなちょっとした思い付きで開発したのが、NG RSS Readerです。
■アプリについて
今回、NG RSS Readerはスマホ向けのAndroidアプリとしてJavaで開発しました。
作るにあたって、こだわったことが幾つかあります。
1つ目は、OSのバージョンに依存しないで使えるようにすること。Androidは色々なバージョンを使っている人がいるので、より多くの人が使えるようにこだわりました。
2つ目は、複数のNGワードを簡単に管理できるようにすること。スマホアプリなので、シンプルさ・使いやすさにこだわりました。NGワード登録画面で「PR」などの文字列を登録するだけで、登録した文字列が含まれているRSSを表示しないようになる、シンプルなアプリを目指しました。
こだわりの甲斐あって、私は広告を避けてRSSを見られるようになり、大変満足しています。
■おわりに
今回私は、普段ちょっと不便だなと思っていたことをヒントに、自分でアプリを開発してみました。
意外なことに、Java歴1年の私でも、少し調べただけで15時間ほどで作ることが出来ました。
開発をしていて強く感じたのは、JavaやAndroidは調べるにも開発するにも情報量が多くやりやすかったことです。
Androidアプリは開発環境が無料で用意でき、配布も簡単です。
是非みなさんも、自分のちょっとしたアイデアでアプリを作ってみて下さい!